6week家庭訪問
生後6週ごろに、2回目の助産師さんによる家庭訪問がありました。
体重測定と、母乳やその他育児の状況確認と言った感じでした。
今回は2点アドバイスを頂きました。
①一人で寝付けるようトレーニングすること
まずは夕方(夜寝る前)の授乳から始めるとよいとのことでした。方法は以下の通りです。
- 授乳
- 5〜10分一緒に遊んであげる
- 一人遊びをさせる
- 眠くなってきたようなら、ベッドに移動
- おくるみで包む
- 子守唄やおでこを撫でたり、おしゃぶりを与える
なお、注意点・アドバイスとしては以下3点。
- 一人遊びにはプレイマットやプレイジム、バウンサーなどを利用するとよい
- ベッドにはおもちゃなどは置かないこと
- 泣き出してもすぐには抱かないこと
ギャン泣きしだしたら、抱いて落ち着かせてOK。
②授乳は3時間間隔をあけること
3時間以下だと胃が休まらす負担がかかるんだとか。3時間以内に泣き出したらおむつや授乳以外の要因を排除しそれでも泣き止まないならおしゃぶりを与えるようにと言われましたー。
産後キネジセラピー:5回目
今回はこれまでの6つのポジションの復習+新たな3つのポジションを教えて頂きました!
これまでのポジションはこちらをご覧ください→
産後キネジセラピー:2回目 - ベルギー駐妻・新米ママ生活の記録
産後キネジセラピー:4回目 - ベルギー駐妻・新米ママ生活の記録
新たな3つのポジションは、
- あぐらをかいた体勢
- 壁に背中をつけた体勢
- 壁に手をついた体勢
です。基本の動作(姿勢、肩、呼吸)は同じです。こちらもそれぞれ3回ずつ横隔膜をあげる(お腹を引っ込める)動作を行います。
各ポジションの注意点は以下の通りです。
1. あぐらをかいた体勢
腰をあげ背筋を伸ばします。手は膝に置き肘は外に開きます。
2. 壁に背中をつけた体勢
壁から少し離れて立ちます。足は肩幅くらいに開き、膝を軽く曲げます。背中を壁につけます。この時腰は壁についていなくてOKです。手のひらを壁につけます。背中と手で壁を押します。
3. 壁に手をついた体勢
壁から少し離れて立ちます。足は肩幅くらいに開きます。手を壁につけます。この時手は肩より少し高い位置で、両手の指を向かい合わせにして、肘を少し曲げます。頭から足までまっすぐになるように、お尻が出たり背中が凹んだりしないようにします。
9つのポジションでのエクササイズを1週間毎日行います。
次回はまた来週!さらにエクササイズが増えます!
2week家庭訪問
産後2週間くらいに、Kind&Gezin(保健所のような機関)から助産師さんが家庭訪問に来られます。
入院中に一度Kind&Gezinの職員の方が部屋に来られて、機関の説明と2週間の頃に助産師の家庭訪問がある旨の説明がありました。
退院して数日したころに助産師さんから電話がかかってきます。訪問の日時の連絡および調整です。(英語が通じます)
当日の内容は、
-
体重測定
-
聴力検査
-
育児のアドバイス
-
次回予約
です。
まず、1.体重測定は助産師さん持参の電子バネばかりで。おむつのみで測定します。おむつの重さは40gだそうで、測定結果から40g引きます。
2.聴力検査。今回はこれがメインかと。両耳と額に測定器をつけてパソコンと繋いで測定します。音を聞かせて脳波の変化を見て耳が聴こえているかが分かるそうです。
3.育児のアドバイスでは、どこに寝かせているか、母乳かミルクか、タバコを吸う家族がいるかなどの質問と、注意事項及びアドバイスがありました。
まずSIDS 乳幼児突然死症候群の予防のため、以下のことに注意するようにと言われました。
- うつ伏せにする時は目をはなさない。夜は必ず仰向けで寝かせること。お昼寝などで別室で寝かせる場合は、たまに様子を見に行くこと。
- 6ヶ月までは同じ部屋で寝るように。
- 1日1回部屋の空気の入れ替えをする
- 部屋でのタバコはNG
それから、おしゃぶりのおすすめを教えてくれました。まだおしゃぶりを与えていないことに驚かれ、勇気あるねーと言われました💦まだ2週間ですけど。。。もし与えるとしたら以下のものがいいとオススメされました。
4.次回予約では、システムにメールアドレス等を登録して頂き、4week健診(Kind&Gezinへ行く)と次の家庭訪問(6weekくらい)の予約をしました。また今後の健診および予防接種のスケジュールも説明がありました。
ルーベン大学病院(UZL)での妊娠&出産について
ベルギーで出産される多くの方は、Hopital à Bruxelles - Cliniques universitaires Saint-Luc - Université Catholique de LouvainかChirec - Homeのどちらかの病院にかかる方が多いと思います。
出産する病院は、ファミリー(ホーム)ドクター(General Doctor)から産科医を紹介して頂き、その産科医から病院を紹介されるからされるのが普通のようです。
日本人の方はベルギーに3人いる日本語が話せるGeneral Doctorをファミリードクターとされている方が多く、みなさん同じGeneral Doctorからの紹介となると同じ産科医、同じ病院となるようです。
私は不妊治療を始めようとして掛かり始めた病院(ルーベンの大学病院UZ Leuven)で妊娠が発覚し、そのままその病院で産むことにしました。
この当時ファミリードクターを決めかねていたのもあり、今更ファミリードクターから探すなんて大変だしと、あまり考えずここでいいやって言う感じでした。
UZLを選んでよかった点3点、悪かった点3点を以下に記します。
まず1点目は、すべて大学病院で済むところ。
普通だと、ホームドクター、産科医、出産する病院の3ヶ所に担当が分かれているため、例えば産科医の健診と後、血液検査はホームドクターの所へ行かなければならなかったりするようです。
その点、UZLだと何から何までUZLで済みます。助産師との面談のあと、採血はすぐ側の部屋だったり、エコー検査も近くのお部屋だったり。
2点目としては、ドクターから助産師さん、看護師さん、清掃の方、受付の方までどこでも英語が通じること。ブリュッセルの病院だとフランス語しかできない看護師さんもいるそうです。ただし、産前の両親学級的な説明会が4つあるうちラスト1つはオランダ語しかなく受けずじまいでした。
3点目としては、赤ちゃんに優しい病院(Baby Friendry Hospital Initiative)の認定施設であること。これはE.Cavellもそのようです。日本でも認定施設が増えていると思います。赤ちゃんに優しく、24時間母子同室、母乳育児推奨です。
では一方悪かった点1点目は、少し病院が遠いことでしょうか。ブリュッセルの東側に住んでいて比較的ルーベンに近いのですが、それでも車で15〜20分かかり、渋滞する時間帯や事故があるともっとかかります。
2点目は、ドクターが毎回代わること。常に教授と面談するという選択をすれば(割高になります)毎回同じドクターに会うのですが、私は特に希望を出さなかったので、毎回ドクターが変わりました。教授の下についているドクターで、日本で言う研修医ではないですが、研修医が終わったあとの数年間のトレーニング期間のドクターと面談です。毎回面談の最後は教授への確認が必要で、少し待たされます。また、ドクターが指摘しなかった問題があったり、ドクターへの指導が必要な場合は教授と戻ってきて教授から説明があり、ちょっと二度手間なこともありました。基本的には教授へ確認でOKなら教授とは会わずに終了です。情報はシステムで共有されているので問題はないです。(少し問題があったのでそれは別途記述します)
3点目は、キネジストの紹介がないこと。ホームミッドワイフやホームヘルパーサービスの探し方は資料で貰えますが、キネジストについては自分で探してーという感じでした。ホームドクターや産科医から紹介してもらうのが普通のようです。
他の病院を経験したわけではないので、完全に私の主観ですがご参考になれば。
なお、妊娠中の健診や出産、その後については別途記述しようと思います。
UZLは自分で予約すれば誰でも掛かることは可能と思います。
産後キネジセラピー:4回目
前回(前日)は、肩こりのためのマッサージを施して頂いていたので、腹筋のエクササイズは前々回(2回目)からの続きです。
前回の内容はこちら↓
産後キネジセラピー:3回目 - ベルギー駐妻・新米ママ生活の記録
前々回の内容はこちら↓
産後キネジセラピー:2回目 - ベルギー駐妻・新米ママ生活の記録
今回は、前々回のエクササイズの復習と新たに3つのエクササイズを教えていただきました。
まずは前々回のエクササイズを正しくできているか見ていただく感じです。
- 寝た状態
- 座った状態
- 立った状態
この3つのポジションで横隔膜を上げて20秒キープをそれぞれ3回ずつ。
息を吐ききったあとに20秒キープするのはなかなか難しいですが、はじめは短くてもいいそうです。
詳しくは、前々回の記事をご覧ください→産後キネジセラピー:2回目 - ベルギー駐妻・新米ママ生活の記録
さて、いよいよ新しいエクササイズです!
基本の3点 (姿勢、肩、呼吸)は同じで、新たに3つのポジションが追加されました。
- 膝立ちの体勢
- 四つん這いの体勢
- 猫の伸びの体勢
この3つのポジションで、前回同様、横隔膜を上げて20秒キープするのをそれぞれ3回ずつを毎日行います。
では、各ポジションでの注意点です。
- .膝立ちの体勢
床だと痛いのでマットに膝立ちになります。このときつま先は立てたままです。姿勢をただし、重心を前に。このとき体全体を前にします。あまり前にすると倒れるので少しだけ。膝から頭までまっすぐになるように、お尻が出たりしないように注意します。 - 四つん這いの体勢
膝立ちから、手をつきます。手は指先を内側に両手の指先が向かい合う感じです。手をつく位置は膝から遠すぎず、肩がまっすぐなる位置です。
肘を少し曲げ、頭と背中はリラックスします。このとき頭と背中は下がっていてOKです。肩は手の上に乗せて少し前気味に重心をとります。肘を外に押し出しますが、体全体は下がらないように気をつけます。 - 猫の伸びの体勢
膝立ちの体勢から、おでこを床につけます。あまり遠にせず、お尻が少し後ろに出る感じです。腕をまっすぐ前に伸ばし、手は前にあるものを押す感じです。このとき肘はまっすぐのまま行います。
だんだん横隔膜を上げるのが難しくなっていきます。付加が架かっている感じですね。
次回はまた次週!さらにエクササイズが増えます!
ベルギー乳幼児健診・予防接種スケジュール
Kind&Gezin(子供に特化した保健所のような機関。オランダ語で子供と家族の意。)による健診および予防接種スケジュールは以下のとおりです。
私はクライネム在住のためKind&Gezinですが、フランス語圏ではONEという機関が行っていると思います。
- 4week = 小児科医
- 8week = 小児科医、💉予防接種
- 12week = 助産師、 💉予防接種
- 16week = 小児科医、助産師、💉予防接種
- 6month = 助産師
- 9month = 小児科医
- 12month= 小児科医、助産師、💉予防接種、👀視力検査
- 15month= 助産師、💉予防接種
- 24month= 小児科医
- 30month= 助産師、👀視力検査
小児科医と面談、助産師と面談、予防接種💉、視力検査👀がスケジュールされていますが、基本的に小児科医による診察のようです。
さらにこれとは別に、助産師による家庭訪問が2回、2week(聴力検査)と6weekにありました。
なお、すべて完全予約制です。最初の2weekの家庭訪問は、産後退院したころに電話が掛かってきて日程調整をしますが、その後は健診時に、次回の予約を取ります。Kind&GezinのWebページKind en Gezin(オランダ語💦)のMijn Kind en Gezin - Mijn Kind en Gezinからも予約や予約変更可能です!初回は登録(registreren)が必要です。
場所は住んでいるコミューンではなくてもよいです。うちの周りではHuldenberg, Kraainem, Oud-Heverlee, Overijse, Tervuren, Wezembeek-Oppemにあるようです。
小児科医も、助産師も英語が通じますが、医学用語や病気の名前は英語でも分からないことが多く、なかなか難しいですね。
日本より楽なのは健診時に予防接種も済むことでしょうか。日本で子育したことがないのでなんとも言えませんが、友人たちから聞くところによると予防接種の管理が大変でアプリなんかもあるんだとか。
ベルギーでは全てスケジューリングされ、さらに健診と同時に済むので楽ですね!
ただし、結核予防のBCGと日本脳炎の予防接種は無いので、将来的に日本に帰る予定の人は別途受ける必要があります。
ロタのみ自己負担で、1つ前の健診時に処方箋を頂けるので薬局で購入して次の健診時に持参する必要があります💉
予防接種の詳しいスケジュールは別途記述しようと思います。
産後キネジセラピー:3回目
産後3回目のキネジセラピー。
今回は前の晩に肩凝りすぎて気分悪くなり寝られない症状が出ていたため、肩のマッサージを施して頂きました。
肩が石のようになっている!と言われました(笑)
もともと姿勢が悪く、PCもよく使っていたので慢性肩こりなのですが、最近あまりPCも使ってなかったので寝られないほどの肩こりは久しぶり。
何が原因かはっきり分かりませんが、前日初めて抱っこひもを前抱きで使用してみたからか、抱っこや授乳時の姿勢の悪さが積み重なってきたか?その両方かな。
右ばかりで抱っこせず、左でも抱っこするようにアドバイス頂きました。またできれば両手を使って抱っこするようにと。
また、本日は指圧マッサージだったため、24時間くらいは内出血時のような痛みが出るかもしれないが、さらに24時間経てばなくなるはずだと言うことでした。
それから1日は右肩をできるだけ休めるようにと。なかなか難しいですが…
これからは意識的に左も使うようにしなければ!
本日は肩のマッサージをして頂いたため、腹筋のエクササイズは次の日に行うことになりました。
4回目はこちら→