ベルギー駐妻・新米ママ生活の記録

ベルギーでの生活、出産、育児(現在進行中)の備忘録として

ルーベン大学病院(UZL)での妊娠&出産について

ベルギーで出産される多くの方は、Hopital à Bruxelles - Cliniques universitaires Saint-Luc - Université Catholique de LouvainChirec - Homeのどちらかの病院にかかる方が多いと思います。

出産する病院は、ファミリー(ホーム)ドクター(General Doctor)から産科医を紹介して頂き、その産科医から病院を紹介されるからされるのが普通のようです。

日本人の方はベルギーに3人いる日本語が話せるGeneral Doctorをファミリードクターとされている方が多く、みなさん同じGeneral Doctorからの紹介となると同じ産科医、同じ病院となるようです。

私は不妊治療を始めようとして掛かり始めた病院(ルーベンの大学病院UZ Leuven)で妊娠が発覚し、そのままその病院で産むことにしました。

この当時ファミリードクターを決めかねていたのもあり、今更ファミリードクターから探すなんて大変だしと、あまり考えずここでいいやって言う感じでした。

 

UZLを選んでよかった点3点、悪かった点3点を以下に記します。

 

まず1点目は、すべて大学病院で済むところ。

普通だと、ホームドクター、産科医、出産する病院の3ヶ所に担当が分かれているため、例えば産科医の健診と後、血液検査はホームドクターの所へ行かなければならなかったりするようです。

その点、UZLだと何から何までUZLで済みます。助産師との面談のあと、採血はすぐ側の部屋だったり、エコー検査も近くのお部屋だったり。

2点目としては、ドクターから助産師さん、看護師さん、清掃の方、受付の方までどこでも英語が通じること。ブリュッセルの病院だとフランス語しかできない看護師さんもいるそうです。ただし、産前の両親学級的な説明会が4つあるうちラスト1つはオランダ語しかなく受けずじまいでした。

3点目としては、赤ちゃんに優しい病院(Baby Friendry Hospital Initiative)の認定施設であること。これはE.Cavellもそのようです。日本でも認定施設が増えていると思います。赤ちゃんに優しく、24時間母子同室、母乳育児推奨です。

 

では一方悪かった点1点目は、少し病院が遠いことでしょうか。ブリュッセルの東側に住んでいて比較的ルーベンに近いのですが、それでも車で15〜20分かかり、渋滞する時間帯や事故があるともっとかかります。

2点目は、ドクターが毎回代わること。常に教授と面談するという選択をすれば(割高になります)毎回同じドクターに会うのですが、私は特に希望を出さなかったので、毎回ドクターが変わりました。教授の下についているドクターで、日本で言う研修医ではないですが、研修医が終わったあとの数年間のトレーニング期間のドクターと面談です。毎回面談の最後は教授への確認が必要で、少し待たされます。また、ドクターが指摘しなかった問題があったり、ドクターへの指導が必要な場合は教授と戻ってきて教授から説明があり、ちょっと二度手間なこともありました。基本的には教授へ確認でOKなら教授とは会わずに終了です。情報はシステムで共有されているので問題はないです。(少し問題があったのでそれは別途記述します)

 

3点目は、キネジストの紹介がないこと。ホームミッドワイフやホームヘルパーサービスの探し方は資料で貰えますが、キネジストについては自分で探してーという感じでした。ホームドクターや産科医から紹介してもらうのが普通のようです。

 

他の病院を経験したわけではないので、完全に私の主観ですがご参考になれば。

なお、妊娠中の健診や出産、その後については別途記述しようと思います。

 

UZLは自分で予約すれば誰でも掛かることは可能と思います。